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LFAテクノロジーの特長 Part 2

Aerodynamic Design

Aerodynamic Design: the LFA combines supercar styling – featuring the Lexus L-finesse design philosophy – acheives a low Cd 0.31 while yielding exceptional downforce for high-speed stability
  1. たくましく、なめらかで躍動的なLFAは、スーパーカーのスタイリングとレクサスのデザインフィロソフィー“L-finesse(先鋭-精妙の美)”を1つのフォルムに融合。
  2. CD値(空気抵抗係数)はわずか0.31。
  3. フラットなアンダーボディと、後縁にガーニーフラップを取り付けた車速感応式リヤウイングにより生じる強力なダウンフォースが高速での安定走行を可能に。

たくましく、なめらかで躍動的な低重心のLFAは、あらゆる曲線、角度にスーパーカーとしてのスタイルが表れています。その型破りなスタイリングは、レクサスのデザインフィロソフィーである“L-finesse(先鋭-精妙の美)”を受け継ぎ、レクサスであることがひと目でわかる美しさを備えています。伝統と、モダンな日本文化の両方に深く根差したL-finesseは、本質を極めたシンプルさ(「純」)、感性に響く深み(「妙」)、日本のもてなしの心につながる時間軸の表現(「予」)、という3つの基本的な要素を表現しています。

ルーフからシルまでなめらかな凹凸を描いて流れるLFAのボディライン。軽量、強靭なCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic:炭素繊維強化プラスチック)製ボディの採用により、デザインにおける自由度が広がり、金属では難しかったフォルムやカーブ、エッジをつくり出すことが可能になりました。例えば、LFA後部のシャープなトレーリングエッジ(後縁)は、車体に従来のような金属が使われていたら実現しなかったことでしょう。

LFAの流線形フォルムは、何100時間にもおよぶ風洞試験と、流体力学プログラミングを駆使した徹底的なコンピューターモデリングの賜物です。そうした研究が、目にした者を思わず振り返らせる魅力的なルックスを実現。同時に並外れた空力性能による優れた高速安定性と風を逃がす断面構造を併せもつスーパーカーとして結実しました。ウイングを格納した場合、LFAのCD値(空気抵抗係数)は、わずか0.31です。

LFAの下部および周囲のエアフローを正確にコントロールできるよう、最適形状の空力部品をボディ各所に効果的に配置。フロント部を例に挙げれば、中央にゴム製の密閉材とともに吸気口を設け、エンジンルームに過剰な気流が入り込まないよう工夫がなされています。またAピラーとフロントガラスの接合部には、乱気流を低減する小型のフィンを取り付け、直線方向と横風に対する安定性を強化しました。

後縁にガーニーフラップを取り付けたアクティブリヤウイングは、車両速度に応じて展開。低速では格納されたままで、時速80キロ(時速50マイル)になると立ち上がり、ダウンフォースと安定性を確保します。

またLFAのボディ底面はフルフラット構造により強力なダウンフォースを生じます。車両下部の気流は車両上部に比べて高速になるため、それが大きな圧力差を生み出すことでクルマは効果的に路面に吸い付けられます。

温度管理

  1. シャシーの中央を貫くヒートトンネルがパワーを低下させる潜熱を除去。
  2. 後部に取り付けられた大型ツインラジエーターと大容量の低マウント遠心式送水ポンプが動力装置に対する優れた冷却性能を発揮。
  3. 機能的な大型エアダクトがブレーキを冷却し、制動力を維持。

車両全体で発生する大量の熱蓄積の管理。それはスーパーカーがコース上を持続的に走行するために不可欠な要件の1つです。機械的・空力的摩擦で生じる熱をそのままにしておくと、出力の大幅な低下や、完全な機能停止を招くこともあります。高性能車のエンジニアリングの世界では、通常、エンジンやブレーキなどの典型的なホットスポットに大きな注意が払われますが、それに加えて排気システムや電子システムなども同様に保護し、耐久性と信頼性を確保する必要があります。

LFA開発チームは総合的な解決策を念頭に、この課題に取り組みました。そのための主要なメカニズムの1つは、シャシーのフロントからボディ中央の骨格を通り、テールランプ下の1対の熱ポートを経由して車両後部に至る、大型ヒートトンネルの採用です。このトンネル構造が、車両のさまざまな摩擦源から生じる余熱を効果的に取り除いて車両後部に流し、CFRP製ボディ、ドライブトレイン、電子ユニットを損傷から保護します。

エンジンの冷却機能を高めながら最適な動力性能を確保するため、後部には1対のラジエーターが取り付けられており、後輪上部にある大型の吸気口から直接、空気を引き込みます。また、エンジン下部には大容量の遠心式送水ポンプが設けられ、大型軽量のアルミ配管を通じてラジエーターに水を送り込みます。これを補完するのがVバンク水タンク内に設置された液体冷却式大型オイルクーラー。熱伝導性シートに包まれたオイルクーラーが、潤滑剤の冷却を効率的かつ確実に行います。

また、サーキット走行においてはブレーキの冷却も重要です。フロントブレーキには、フロントバンパーとアンダーカバーに取り付けられたダクトから冷気が取り込まれ、温度上昇をコントロールします。ブレーキ温度を常時管理することで、フェードの発生を防ぎ、悪路であっても確かなブレーキフィールを維持します。

手作業の職人技

  1. 1台1台を熟練の職人たちが手づくりで製作。
  2. 専用設計のV10エンジンは、1人1台の担当エンジニアが手作業で組み立て、自らの名前を刻印。
  3. 各LFA車両にはシリアルナンバー(限定500台)を示すプレートを貼付。

LFAチームは普通の開発チームとは異なります。それは才能あふれるエンジニアと職人で構成され、全員が高性能ドライビングと新たなエンジニアリング手法の開拓に情熱を燃やすチームです。チーフエンジニアの棚橋晴彦が率いる、この小さいながらも誉れ高いチームは、LFAプログラムを構想から設計、エンジニアリング、製造まで舵取りし、これまでにないまったく新しい方法を生み出しました。LFAが他のクルマとは明らかに違うセンセーショナルなものとなるように…。チームが念入りな検討を行った領域の1つは、組み立て方法です。比類ない組み立て品質の実現だけでなく、LFAプログラムを支える情熱とDNAを1台1台のLFAに注ぎ込むプロセスを確立すること。それが彼らの目標でした。まさに手作業の職人技のみが実現できる組み立てプロセスです。

LFAの生産は、2010年12月より愛知県豊田市の元町工場内の「LFA工房」で始まりました。熟練職人の手作業でつくられるため、生産台数は多くても月20台程度。LFAの心臓となる専用の4.8L V10エンジンは、1名のエンジニアが組み立てすべてを担当し、その名前を刻印したプレートがエンジンの左シリンダーヘッドに貼付されます。組み立てと性能検査が終わると、500台限定生産のシリアルナンバーを示すプレートが取り付けられます。

Performance Cockpit

Performance Cockpit

  1. 「スーパーカー」のドライビング体験を実現する高性能コックピット。
  2. ハイレベルな情報をドライバーに提供するインストルメントパネル。
  3. (TFT)液晶パネル、モーター作動の可動式リングを特徴とするセンタータコメーターがスーパーカーの高揚感とレクサスの洗練を演出。
  4. 手仕上げによるキャビン装飾がプレミアムスーパーカーとしての個性とレクサスの代名詞である上質性を表現。

LFAのドアを開けると、そこに現れるのは低いコックピット。それはドライバー中心に考えられ、先端技術を用いて設計され、最高の素材を使って手作業で組み立てられています。洗練されたインタフェースによってドライバーとマシンが一体化し、真のスーパーカー体験が生まれます。LFAのインストルメントパネルの先進テクノロジーは、ハイレベルな情報を明確かつロジカルな方法でドライバーに提供します。

最新の液晶ディスプレイパネルとカラーTFT、モーター作動の可動式リングを組み合わせたLFAのインストルメントパネル。金属製リングにはめ込まれたアクリル製レンズは複数の層で構成され、先進的な3D形状を形づくっています。また計器の外観は車両モードに応じて変化します。

中央には単体の円形ダイヤルが置かれ、最高時速325キロ(時速202マイル)のスーパースポーツにふさわしい精密さとレクサスならではの上質性が融合。9,000rpmまでのレッドゾーンを表示した中央のタコメーターは、瞬時に反応するLCD針により、高速走行時でもV10エンジンの加速を正確に伝えます。

メーター内に配されるのは、デジタル式スピードメーター、ギヤインジケーター、トランスミッションモード、車両制御データ、距離情報ディスプレイ、タイヤ空気圧警報システム用ディスプレイです。カラーTFT液晶パネルは、外の光がまぶしいときでも、高い視認性を確保します。

インテリア

キャビンを二分するように中央に隆起したコンソールには、7インチの統合ディスプレイを搭載し、空調およびインフォテインメント用コントロールを効果的に配置しました。コンソールはサテンメタルとレザーで覆われ、側面には10個のマットブラックボタンが打たれています。また先進のリモートタッチシステムは、操作性や使いやすさを考慮し、ドライバーが腕を下ろす位置にくるよう配置しました。この多機能コントロール装置はコンピューターのマウスやスクリーン上のカーソルと同じ原理で操作できるため、LFAの衛星ナビゲーション、コンフィギュレーション、インフォテインメント機能に素早くアクセスできます。

分割型リヤバックレスト、サイドボルスター、8way調節装置を備え、乗員の身体をしっかりと支えるための配慮がなされたLFAのレザーシート。ホイールベース中央に取り付け、横方向についてもできる限り車両中央に近づけました。これによりドライバーは車両挙動の変化に直観的に対応することができます。

キャビントリムには手仕上げのソフトレザーまたはアルカンターラを使用、アクセントのステッチに艶消しまたは光沢のCFRPとサテンメタルを採用しています。フロントガラスの下にはマット加工されたカーボンファイバー製のフィレットを敷き、反射光を低減。センターコンソールの側面には光沢コートされたカーボンファイバーを配し、ステアリングホイールとドアパネルにも同じ素材を使用しています。さらに、オーナーが真に自分好みのキャビンをアレンジできるよう、生地や色彩のバリエーションを豊富に用意しました。加えて、デュアルゾーンエアコン、ハードディスクドライブ衛星ナビゲーション*、レクサス初のD級アンプ付き高効率スピーカーを採用した標準12スピーカー軽量高出力オーディオシステムなど、充実の装備を設定。LFAキャビンの音響に合わせてカスタマイズされたMark Levinson 12スピーカープレミアムサウンドシステムもお選びいただけます。

* ナビゲーション機能は、一部の市場ではご利用いただけません。

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